HDDがPCの速さに関係する!?その理由、教えます PC購入時に困らないために!PC三大パーツ解説! に、HDDはPCの全体的速さにあまり関係ないと書きました。 基本的にはHDDを「PCの速さに関係するもの」と捉えなくてもいいのですが、 少し上をいくと話が違います。HDDはPCの速さに一役買っています。 HDDの速さの要素は大まかに、「回転数」と「記録密度」です。 その前にまずHDDの形状ですね;簡単に言えばCDみたいなものが何枚か入っています。 そのCDのようなものに磁気でデータを記録して、 読み取るときはヘッドというものを使ってデータを読み取ります。 この構造を頭に入れて、単純に考えてもらうといいのですが、 倉庫(HDD)から30MBのファイルを作業スペース(メモリ)に持っていくとします。 HDD一回転につき3MB記録されている場合、10回転すれば完了ですね。 この回転する速さが速いほど、ファイルの読み書きがスムーズになり、速さが増します。 これが「回転数」です。 また、一回転につき6MB記録されていれば、5回転で完了です。 これが「記録密度」です。 最近では、HDDの容量が大きくなっているので、どんどん密度が濃くなっています。 20GBのHDDと250GBのHDDでは、回転数を同じにしても速さにかなりの違いが出るということです。 また、倉庫から作業スペースに送る速さも重要です。 倉庫内での出し入れが早くても、それを作業スペースへ持っていくのが遅いと意味ないですね。 最近HDDとパソコンを繋ぐものがますます進化しています。 →IDE →Ultra ATA →Serial ATA (引用:IT用語辞典 e-Words) 大容量化しても、それに伴って出し入れが速くなるので安心ですね。 |